養殖の流れ
これまでの漁業は「獲る漁業」といい、自然界が生産したものを人間が横取りするものでした。一方人間が手を入れて「育てる」漁業を養殖と言っています。その養殖にもいくつかの方法があります。
①栽培漁業-稚魚や稚エビなど死亡率の高い期間大切に育て、ある程度大きくなって「川や海」に放流する。後に大きくなったものを水揚げする。
②養殖-小さい魚を育てて、ある程度小魚になってから「水槽」に移し、成魚まで育て水揚げする。
尚、この2つの相違点として①が公共的、②が営利的として区別する事もあります。
③エコシステム養殖-?養殖②と同じ方式ですが、植物プランクトンを育て、動物プランクトンを経て魚介類に食べさせて大きくする点、食物連鎖を重視する事で栽培型であり、循環型であり、新しい生産方式、第3の養殖と言えます。