無から有を生む 維持費ゼロシステム“遠赤後加工”―海からの贈り物
私達が「エコシステム養殖」で再三言及してきました「遠赤外線」「マイナスイオン」照射液をランニングコストゼロシステムとして取り上げてみました。
1.遠赤の後加工が可能になった―海洋ミネラル
従来の遠赤外線効果を作りだすものとして、鉱石や炭が知られています。こうした遠赤照射する原料を後加工しようとして、パウダー化して繊維質に塗布した「シーツ」を使用した方法が、温熱効果により色々な症状改善効果があった事が報告されています。温かい事をセールスポイントにして、繊維メーカー等が下着等に塗布し「ヒート○○」として大ヒットしたものもあります(加工法は不明)。
私が今回利用を提案しているのは、鉱石でなく一種のレアアースで、海洋ミネラルを主体とした天然素材100%を水溶液に加工したものです。
従って、従来のものと違って容易に後加工が出来ます。色々な材料に塗布、あるいは練り込む事で工業、生活用品に製品化出来ます。
既成衣服はもとより材料、プラスチック、金属、床や壁や天井に塗料に混ぜて塗る、吹き付ける等後加工も出来ます。
「加熱」プラス「シックハウス対策用」として育成光線が追加され、利用分野が広がりました。そして使用材料に塗布しますと、長時間照射が持続されますので、ランニングコストゼロで地域活性(資金)を溜めることになります。
2.住宅の燃費節減と抗酸化空間を作る
温暖化防止対策となる「燃費節減」「健康増進」「快適空間」を作る事で諸費用が節減され、地域住民の出費を防ぎ、懐を潤す事になります。
住宅の冷暖房費の節減には外断熱構造と密封仕様が良いとされていますが、建物を原因とする“化学物質過敏症”などの体調不良に苦しむ患者が年々増加しているとの事です。その解決法としては“換気をする事”しかないとして、『省エネをとるか、健康をとるか』二者択一として省エネ工法は普及していません。
私達は、この外断熱と密封高密度加工暖房、燃費節減して“健康増進作用”環境に代える事が可能になりました。
その特徴は
① 従来の温風暖房
灯油や電気を使って温風を作り、室内に送風し、人に充てる風を温める『伝導伝熱』方式です。主に米国で普及し、日本もそれに習っています。
② 赤外線の暖房
米国、日本の送風と違って人や物を伝導率の高いガス等で温め、熱いものを放射させ間接的に温める放射伝熱。温風暖房に比べ30~50%の燃費の節減になると言われています。但し設備はかかります。燃料が安い米国では温風が、高価な欧州では放射方式が採用されています。日本でも米国方式でなく、欧州方式が採用されるとよいと思います。
③ ヒート○○等暖熱加工衣類
加工された衣類を体温で温めると、遠赤外線が照射され身体内の水分を温めるので、温かく感じます。体温は37℃位ありますので、体温で加熱されると照射されると言えます。衣類、下着等に加工されていますが、加工品は生地代の2倍くらいでしょうか。
私達の使う「遠赤加工システム」は液状で追加工出来ますので、メーカー品を新たに買わずとも従来の生地に加工する事で、安価に体を温められますので、暖房燃費節減も可能です。
④ 自家用風呂による身体加熱法
浴槽に遠赤加工セラミックを入れて入浴しますと、湯あがり後数時間身体はホカホカと温かくなります。暖房温度を下げ、薄着にならないといられなくなります。
⑤ 暖房方式との併用による間接遠赤暖房―床用ワックス
室温が20℃以上になると、遠赤外線が照射されますので、20℃くらいまで加熱し、その後は床暖房と同じように冷たさを感じない床用ワックスもあります。断熱密閉仕様の建物ですと、地域によっては燃料代が不要となります。
⑥ 床・壁・天井に加工して健康増進、快適空間
本製品はVOC(揮発性有機化合物)を分解するシックハウス対策用として、国土交通省で「遠赤抗酸化液」で登録されています。
a) VOC(分解効果
b) 汚防効果
c) 消臭効果
d) 抗菌効果
e) 空気清浄
等、健康増進効果がありますので、断熱と密閉にする事の両方が可能です。密閉にする事で燃費を下げることになります。
3.肌に栄養水を浸透させる
この分野は利用が始まったばかりですが、セラミックに遠赤加工し、肌に触る水中で肌から浸透させる、風呂や洗濯、又化粧品やヘアーシャンプーやリンスの水中で、肌から浸透させます。
4.抗酸化水を口から入れる―食品の抗酸化
空気や肌からマイナスイオンを浸透させるだけでなく、マイナスイオンを食品生産―農水産栽培や食品加工用に使う事が、一番効果があると考えす。食糧生産はイコール水に換算する仮想水(バーチャルウォーター)と言う考え方がありますが、それだけ“水”が生物には重要と言う事でです。そこで、
① マイナスイオンを照射し“水”から化学物質を除去する事
② 水を還元状態・抗酸化にする事が重要と考えます。
おりしも環境省は化学物質の人類に与える影響について、大規模な調査を始めます。ついては私達は地域活性化対策として化学物質を追求していきます。